私たちについて

Our Story

「よりそう防災」を、
あたりまえの選択肢に

備えが「特別」ではなく
「日常」である未来を目指して

命を守る現場から生まれた
「寄り添う防災」

「AEDが各家庭にあれば、尊い命がもっと助かるのに。」
救急救命士として働いていた頃、いつもそう感じていました。大規模な自然災害が起これば、119番通報が届く場所以外にも、助けを求める人が数えきれないほど存在します。もし被災した家庭に、AEDのように“人を救う力を持つ道具”があったなら。きっと自分たちの手で、困難を乗り越えられるはず。そんな想いから生まれたのが、「よりそい防災」です。
私たちは、非常時にも日常のような安心を届けるために、人に寄り添う備えをかたちにしています。

よりそい防災が目指す、
心と暮らしに寄り添う備え

地殻変動や大雨は、地球が呼吸するように繰り返す“自然の営み”です。それが自然現象だと分かっていても、滝のような雨が降り続き、雷が響き、ライフラインが止まってしまえば、誰しもが不安を覚えます。電気や水道が止まると、料理・風呂・トイレ・洗濯など、日常のすべてが途端にできなくなり、冷暖房も使えません。その結果、あらゆる面でストレスが積み重なっていきます。では、そのストレスをできるだけ減らすにはどうすればよいのでしょうか。

地震の直後や台風が接近している最中に、心地よい衣食住アイテムを揃えることは困難です。だからこそ、自然現象が起こる前に「自分にとって心地よい衣食住」を整えておくこと。非日常の中でも、少しでも“いつも通り”に過ごせる備えをしておくことが大切です。
自分好みの、快適で使い慣れた道具を準備しておくことで、万一の時も慌てずに、心を落ち着けて非常時を乗り切ることができます。
よりそい防災は、自然災害に向き合うすべての人の気持ちに寄り添い、不安を少しでも軽くできるような、本当に「使える備え」を提案する会社です。

「他に善かれかし」とは、
人の幸せを願い、誰かのために行動する心。

救急現場で人の命に向き合ってきた経験から、
誰かのために、本当に役立つ、
思いやりを形にした備えをつくりたい。

こうした想いをもとに
誕生したブランドが「ヨカレカシ」です。

評価と信頼に支えられて

「ヨカレカシ」非常用トイレは、Makuakeのクラウドファンディングにて多くのご支援をいただき、「Good Project」に認定されました。たくさんの方々に“本当に必要とされる製品”であることを実感しています。
さらに、「OMOTENASHI Selection 2025」では金賞を受賞。素材へのこだわりや使い心地への配慮を高く評価していただきました。
これらの評価は、救急や災害現場で培った経験を、一つひとつの製品づくりに丁寧に活かしてきた姿勢が認められた結果だと感じています。皆さまからのご支持を励みに、私たちはこれからも「寄り添う防災」を追求してまいります。

「非常時でも、日常のような安心」を、
そっとそばに

災害時は、心も体も大きな負担を抱えています。だからこそ、 手順がわかりやすく、誰でも扱いやすい設計であること。そして、衛生面でも安心してお使いいただけることが大切だと考えています。
私たちは、素材ひとつ、構成ひとつにも妥協せず、丁寧に選び抜いています。たとえば、防臭・抗菌性に優れた凝固剤やにおいを閉じ込める多層フィルム袋。
それらはすべて、救急活動や避難所など“現場”で得た経験から生まれた工夫です。私たちが目指すのは、数字や価格では語れない、“本当に使える防災”。非常時でも、迷わず安心して使えること。それが、よりそい防災のものづくりです。